名門会ブログ

中学受験

「難関中学をめざす保護者のための 中学入試攻略セミナー in 横浜」開催レポート

プロ教師が語る、合否を分ける思考術

10月12日(日)、横浜にて「難関中学をめざす保護者のための 中学入試攻略セミナー in 横浜」を開催しました。

会場には、受験を控えたご家庭を中心に20組以上の方々が来場。真剣な眼差しに包まれるなか、名門会のプロ教師・教務担当が登壇し、最新の入試動向から実践的な学習法までを丁寧に解説しました。

全プログラム終了後には、希望者を対象に個別相談も実施。お子さまの現状やご家庭の課題に合わせた具体的なアドバイスを行い、それぞれの“これからの一歩”を見つけていただく時間となりました。

【第一部】2026年度 中学入試最新動向と予測
~ 情報に惑わされず「家庭の軸」をつくる ~

最初のプログラムでは、名門会横浜校 中学受験責任者の川島一晃より、2026年度入試の最新トピックスを紹介しました。

「サンデーショック(サンデーチャンス)」と呼ばれる日程変更や、志願動向の変化など、今年の入試の現場で起きている動きを丁寧に解説。
また、SNSの情報に振り回されないこと、“わが家としてどう受験に挑むか”早めのシミュレーションが大切であることをお伝えしました。
願書提出や試験日程の確認だけでなく、家庭内での役割分担や、万が一のときの対応までを具体的に想定しておくことが安心につながります。

受験は、親子が共に学び、絆を深めるプロセスでもあります。
名門会ではこうした機会を通じて、保護者の皆さまが良き伴走者としてお子さまを支える力を高められるような情報提供を心がけています。

【第二部】プロ講師による模擬授業
~ ”ここが難関校合格のポイント” ~

「考える力」を育てるプロの指導

 

第2部の模擬授業には、算数・理科担当の山口知之先生と、国語担当の瀧田知栄先生が登壇しました。

山口先生は、合否を分けるのは「難問」ではなく、「落とせない基本+あと数問」だと語り、 受験直前期の学習バランスや、試験中の気持ちの整え方を紹介しました。
特に「冬から1月にかけては得点力がぐんぐん伸びる時期」とし、 この伸びを最大限に生かすためには、直前期の過去問対策が欠かせないと強調。
一人ひとりの特性を見極め、得点につながる思考プロセスを整える指導が印象的でした。

 

瀧田先生の授業では、慶應普通部の過去問を題材に、入試問題の
“罠”を見抜く練習を実演。
「点数が取れないのは実力ではなく、入試の罠に惑わされているから」と話し、 どの学校の記述問題にも応用が効く、“型”を使った学習法を紹介しました。子どもたちと対話をしながら回答を引き出す指導や、自信を守る声かけも心に残りました。

どちらの先生にも共通していたのは、「正解を教える」のではなく、「考え方を育てる」姿勢です。
こうした指導により子どもたちは、自ら考え応用する力を身につけ、どんな問題にも対応できるようになります
一人ひとりの特性や理解度を見極めながら導くことが出来るのは、長年の経験と確かな実績をもつプロ教師だからこそです。

 

【第三部】 中学受験を成功に導く「入試直前期までの合格戦略」
~合格はゴールではなく、新しいスタート~

最終プログラムでは、名門会東日本エリア統括責任者の梅原恵太郎が、 入試後の学校生活までを見据えた心構えについて語りました。

多くの難関校の先生方や、名門会のプロ教師たちが異口同音に話すのは、 「中学1年生の一学期の期末考査の順位が、その後の高校3年生までの成績の流れを決めることが多い」という事実です。 最初の定期テストは、それほど重要な節目になります。

入試の点数と入学後の成績には相関がないからこそ、 今はまず、夢の第一志望に挑戦してほしい。入学後にどうスタートダッシュを切るかが、その先を決める鍵になるのです。

名門会は、個別指導だからこそできるきめ細やかなサポートで、 生徒一人ひとりの学びの癖や心の動きを見極め、最も力を発揮できる方法を共に探していきます。
お子さまには、それぞれに合った学び方が必ずあります。
そして私たちは、その可能性を信じて、どの段階からでも力を伸ばせるよう伴走していきます。

名門会は、子どもたちを、受験勉強を通して幸せな人生に導きます。

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