中学受験
灘中学校の算数 入試対策ガイド【2026年度入試版】

~ 全国屈指の最難関中 「灘」 合格のカギは、算数にあり ~
灘中の入試は2日間にわたり実施されます。中でも「算数」は他の中学とは明らかに一線を画す出題形式とレベルで知られており、受験生の真の実力が試されます。
- 1日目のカギ 「正確かつ圧倒的な解答スピード」 と 「ひらめき(着眼力+発想力)」
- 2日目のカギ 「正確かつ十分な記述力 」 と 「論理的思考力や発想力(着眼力)」
本記事では、2026年度入試に向けた灘中の算数対策を徹底解説。
出題傾向から、具体的な学習法・プロ教師の指導と志望校対策まで、合格への具体的な道筋をしっかりナビゲートします。
灘中学の2025年度募集要項
2025年度の募集要項より抜粋いたします。試験日 | 1日目:1/18(土) 2日目:1/19(日) |
募集定員 | 180名 |
会場 | 本校 |
合格発表日 | 1/21(火) |
教科別配点 | (1日目)国語40分80点/理科50分100点/算数50分100点 |
※26年度以降の情報は学校HP等でご確認ください。
灘中学入試 算数の概要
出題数 | 試験時間 | 配点 | 1題あたりの解答時間 | 計算単独問題 | |
1日目 | 12題 | 50分 | 100点 | 約4.2分/題 | あり |
2日目 | 5題 | 60分 | 100点 | 12分/題 | なし |
[特徴1 カテゴリ]
出題カテゴリは、①計算問題 ②文章題 ③数/規則性 ④図形問題
に大別できる。1日目と2日目で、出題カテゴリの割合が変わる。
[特徴2 解答形式]
1日目→答えのみ記入する穴埋め形式2日目→途中式や図などを記入する記述形式
[特徴3 問題傾向]
1日目→着眼点が問われる問題が多い。正しい着眼点が見つかれば、短時間で解答可能な問題が中心。2日目→試行錯誤しながら着眼点を探さないといけない。見つかった着眼点から解答の切り口を探す問題が中心。全国屈指の難問が出題されている。
- 最難関大学の入試問題の焼き直し問題なども見られます。
2日間にわたって試験を実施する意味合い
ここで改めて、灘中が算数と国語の2科目の試験を2日間実施する意図を考えてみたいと思います。
- 受験生の学力や思考力をより多面的・継続的に評価しようとしている。
- 特に算数は難易度や傾向の異なる出題を2回に分け、一時的な出来不出来に左右されず、数学的な思考力や柔軟性を幅広く見ようとしている
- 2日間の連続入試を行い、受験生の集中力や持久力・真の学力・体力・精神力を測ろうとしている。
合格者平均と受験者平均の差に注目!(2021年度~2025年度)
下記の数値からも分かるように、圧倒的に算数で合格者と受験者平均の点数差が生じています。合格の要となる算数で点数差がついてしまうと、他教科での挽回は難しいことがわかります。
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | ||
算数1日目 100点 | 受験者 平均 | 65.1 | 52.7 | 63.5 | 60.7 | 51.4 |
合格者 平均 | 83 | 64.5 | 79.4 | 72.7 | 66.3 | |
点数差 | 17.9 | 11.8 | 15.9 | 12 | 14.9 | |
算数2日目 100点 | 受験者 平均 | 54.3 | 53.8 | 53.4 | 59.2 | 63.8 |
合格者 平均 | 67.8 | 65.3 | 65.8 | 72.2 | 79.9 | |
点数差 | 13.5 | 11.5 | 12.4 | 13 | 16.1 | |
合計 200点 | 受験者 平均 | 119.4 | 106.6 | 116.9 | 119.9 | 115.2 |
合格者 平均 | 150.8 | 129.8 | 145.1 | 144.9 | 146.3 | |
点数差 | 31.4 | 23.2 | 28.2 | 25 | 31.1 |
[参考1 他科目点数差] 国語:12.5点(2021年度が最大) / 理科:9.5点(2022年度が最大)
[参考2 合計点数差] 51.8点(2021年度が最大。2025年度 は49.2点)
灘中の算数【1日目】の傾向と対策
高度な思考力、ひらめき(発想)、そして制限時間内に正確に問題を解く解答スピードが求められます。出題範囲は多岐にわたり、どの単元から出題されても対応できる偏りのない総合的な学力が不可欠です。
本項目では、1日目の問題傾向と、それに基づいた効果的な対策方法について詳しく解説します。
1日目算数の傾向
- 大問数は例年12 題で「計算1 題」「数の性質や場合の数から2〜4 題」「平面図形から3 題」「立体図形から2題」「その他雑多な問題が2〜4 題」出題される。
- 速さは出ても1 題程度。素直な問題はほぼなく、発想力や応用力が問われる問題揃い。
- 1 題にかけられる時間が3~4 分程度ということもあり、速さと正確性、そしてひらめきが求められる。
1日目算数の攻略法
~解答スピードと問題演習量が決め手に~
- 解答スピードが求められるので、普段から制限時間を絞って解く訓練をすること。
- 「数の性質」や「場合の数」「平面図形」や「立体図形」は必ず出題される。
- 「数の性質」はおもな倍数の判定法や特殊な数字などを確認しておくとよい。
- 「場合の数」は色々な数え方を試しておくと幅ができる。
- 「図形問題」は補助線や作図の手札を、できるだけ多く持つことが重要。
- 素早く正確な作図ができる力は、図形問題において非常に重要な武器となります。
灘中の算数【2日目】の傾向と対策
2日目は「思考力」と「論理的説明力」が勝負となります。
出題は記述式で、誘導に従いながら段階的に答えを導く形式が多く、論理的に考える(解答の糸口を粘り強く探す)姿勢が試されます。
初見での操作や工夫も必要とされるため、対応力と柔軟な発想力が合格へのカギです。2日目の出題傾向とその対策法について詳しく紹介します。
2日目算数の傾向
- 大問数は例年5 題で、主な出題分野は「数の性質」「場合の数」「推理」「平面図形」「立体の切断」。
- 1 日目と違い、考え方を解答用紙に書く必要がある。
- いずれも小問数は2~3 問で、丁寧に誘導がなされているが、初見の操作をさせられるため、高い適応力が求められる。
2日目算数の攻略法
~最良教材“過去問”でパターンと誘導に慣れる!~
- 記述式なので、しっかりと考え方を整理して書く練習を普段から行った方がよい。
- 「数の性質」「場合の数」「推理」「平面図形」「立体の切断」については、過去問を分野ごとにしっかり解いてパターンに慣れておきたい。
- ほぼ全ての問題で誘導がなされているので、過去問を解く上で誘導に乗る練習もする。
- 「問題文の誘導」=「正解」への「ヒント」であると同時に、正確に意図を理解しなければ「誤答」への「誘導」にもなり得ます。
プロによるこんな対策で差をつける!
名門会では灘中への合格実績を持つ指導歴15年以上のプロ教師(大手進学塾などでの豊富な指導経験者が中心)が指導を担当しています。
完全1対1の発問解説型指導で、灘入試に太刀打ちできる思考力・考察力・記述力を鍛え上げます。名門会の授業では、具体的にどんな「灘中合格対策」を行っているのか――。
名門会だからできる指導の一例を、次にご紹介いたします!
[指導例1] 生徒VSプロ教師 初見問題への対応力競争
解法が一つとは決して限らない問題に対し、いくつの解法を思いつくか。また、どの解法が一番ミスが少なく、短時間で正解にたどりつけるか。プロ教師は、生徒のライバルとして最適の人材です。- 灘中入試では、どんなに過去問演習をこなしても必ず初見問題に直面するため、丁寧分解しながら正解に辿りつく必要があります。
[指導例2]プロ教師主導による 「単元別・出題別」着眼点の指導
発想力は、正しく着眼点を見定めることができてこそ。問題パターン別に、どこに着眼点があるかの発問解説を行い、演習をこなします。[指導例3]プロ教師主導による「出題者の意図と狙い・問題の背景」の説明
これによって、どんな解答が最も模範解答に近いかを判断できるようになります。さらに受験生が陥りがちな誤答例を沢山提示することで、自らミスに気づく力を養います。- 出題者の意図をや狙いを踏まえ、目標制限時間を設定することもあります。
[指導例4] 試行錯誤力の養成
一筋縄で正解に辿りつくことは決してできない問題に多く直面させます。あらゆる可能性を考慮し、可能性の高いものから試行錯誤(特に「数/規則性問題」の書き出し・作表など)を繰り返す力は、日々の指導と演習量に比例して確実に向上します。
[指導例5] 大接戦入試で「1点も減点されない」答案作成
全国から選りすぐりの受験生が集まる灘入試では、受験生の点数が非常に拮抗しており、同一点数の受験生が複数名いることは決して珍しくありません。1点が合否を左右する可能性もあるため、減点されない記述答案作成指導を行います。- 何を記載する必要があるか、どのくらい書く必要があるか、どの記載を優先すべきかなどの指導を行います。
灘中受験対策なら、灘中への合格実績豊富な名門会のプロ教師!
灘中合格のために必要なのは、灘中の問題(傾向)を正確に把握し、正しい対策と確かな指導を受けることです。
最難関中の合格実績豊富なプロ教師によるマンツーマンの発問解説型指導で、どんな難問にも対応できる力を養い、憧れの灘中合格を現実にしましょう。
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