中学受験
【中学受験2026年度版】麻布中の入試傾向と対策

日本全国でも、屈指の学力を誇る麻布中学校。
多くの受験生が憧れる超人気校であり「制服や校則がほぼない」自由な校風で、言わずと知れた男子御三家中の一つです。
入試問題の特徴は、試験時間が長く、合格最低点が「55%程度」となる難しい問題(独特な問題)であること。また、総じて問題文が長く、思考力や表現力が高いレベルで要求されることです。
2026年度入試で合格を勝ち取るためには、麻布ならではの出題スタイルや求められる思考力や表現力をしっかり把握し、戦略的に対策を進めることが不可欠といっていいでしょう。
本記事では、最新の入試傾向を分析しながら、各科目のポイントや学習の進め方について詳しく解説します。
麻布中学校の基本情報
まずは麻布中の入試基本情報を、わかりやすくご紹介します。
麻布中の2025年度の入試日程
2025年度の募集要項より抜粋いたします。
試験日 | 2/1(土) |
募集定員 | 300名 |
会場 | 本校 |
合格発表日 | 2/3(月) |
教科別配点 | 国語60分/60点 算数60分/60点 社会50分/40点 理科50分/40点 |
※26年度以降の情報は学校HP等でご確認ください。
麻布中の偏差値と入試難易度
麻布中は偏差値68前後(首都圏模試合格率80%偏差値)です。ここ3年間の入試データは以下となります。年度 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 | 合格最低点 |
2025 | 761 | 340 | 2.2 | 104/200 |
2024 | 826 | 352 | 2.3 | 105/200 |
2023 | 918 | 365 | 2.4 | 105/200 |
<2025年度の募集要項より抜粋>
3年間のデータを分析してみると
- 合格最低ラインは得点率約55%
- 理想は60%以上得点
入試問題の難易度は全国トップクラスの水準で、受験科目である算国理社すべてで、非常に長い問題文を深く理解しながら読み、思考力(考察力)と表現力を駆使する、一筋縄では解けない問題が出題されています。
麻布中の入試傾向
教科ごとの入試傾向も確認しておきましょう。名門会独自のリサーチです。
国語の入試傾向
例年、物語文1 題の構成。数問の選択問題と漢字以外は、全て記述問題である。1 問解く度に、物語の核心に近づく仕掛けになっている。そのため、前半は因果関係中心の、情報整理の問題、後半は解釈を問う問題が占める。探した答えをどう解釈し、いかに伝えるかを問う、読解の真髄を味わえる、高度で良質な問題である。
算数の入試傾向
例年5〜 6 題構成で、式や考え方を問題用紙の解答欄に書かせる形式。計算問題が1 問ある年もあるが、序盤から「数の性質」「割合・比」「速さ」などの応用問題が出題される。頻出単元は、前述のほかに「平面図形(正六角形や円が頻出)」「立体図形」「場合の数」「規則性」がある。数の性質や平面図形に独特のテイストが感じられる。
社会の入試傾向
1 つのテーマに関する長文をふまえ、地理・歴史・公民の各種問題を出題する。図表・写真・地図・グラフなどの資料も組み込まれており、基本的知識を問う選択問題・短答式問題も若干あるが、メインは理由・原因・特徴などを説明させる記述問題である。最後に100〜 120 字の論述があり、受験生の意見を問う場合もある。
理科の入試傾向
大問4 題構成。毎年、趣向を凝らしたテーマに沿って出題される。大問毎のテーマをつかむためには、広い範囲の基本知識や普段からの「なぜ?」という好奇心が要求されている。基本知識をもとにして「論理的な思考」で解くことが大切である。単純な丸暗記の知識では太刀打ちできない。
入試傾向まとめ
麻布中の入試問題は、全教科において「思考力」「考察力」、そして「表現力」が求められるのが大きな特徴です。
[算数] 頻出問題があるものの、麻布特有の図形問題がある
[国語] 非常に長い設問文。例年、6,000字~8,000字程度(多い年は9,000字超え)
[理科] 取り上げられるテーマが非常に独特でユニーク
[社会] 長い設問文と多様な題材からの出題
【科目別】麻布中に入るにはどんな対策が必要?
麻布中の入試の傾向を把握したところで、次は具体的な受験対策について考えていきましょう。麻布中に合格するには、広く浅い受験勉強ではなく「個別の志望校対策」が必要です。
国語の対策
- 約10 ページにおよぶ長文を深く読み取り、かみくだいて説明することが求められる。
- そのため、一つひとつの問題の答えを情報として積み重ね、今までの流れを踏まえて考察するという複合的な解き方を身につける必要がある。
- 人物ごとに問題を分けて解くのも有効。
- また、どの場面でも「いつ、どこで誰がなぜ、どんな気持ちでそうするのか」を答える練習で、説明能力を鍛えよう。
- 地道で丁寧な勉強が道を拓く。
算数の対策
- 合格ラインを考えると7 割程度を狙うことが現実的。
- 半数以上を占める基本的な問題をしっかり取るという戦略が望ましい。
- もちろん基本といっても簡単という訳ではなく、麻布が要求するレベルの技術をしっかりと身につけておかなければならない。
- また、その場で考えるタイプの問題は麻布中の独自性が強いため、過去問演習が練習の中心となる。
社会の対策
- 基礎的知識からもう一歩進んで物事の理由・原因などを考え、さらにそれを端的に表現するための記述の訓練が必要。
- また、出題される問題文は内容が濃く、出題者の意図を読み解く練習にも適している。盛り込まれた知識も引き出しを豊かにしてくれる。
- なので、なるべく多くの過去問をこなして、できるだけ吸収しておくことも有効である。
理科の対策
- 正確な基本的知識を使って試行錯誤していく中で、答えが見えてくる問題である。
- 難問だと感じるのは、正解がすぐに思いつかない問題であるから。
- 普段の生活から「なぜ?」にこだわり、科学的興味を持って考えることを楽しめるようになろう。
- その過程をくり返す中で、論理的思考が身についていき、結果として、初見の問題でもひらめくような脳の構造になっていく。
- ニュースなどから、論理的思考を日々磨くことが大切である。
名門会から麻布中に合格した生徒たち
「どのようにして合格をつかんだのか?」「名門会の指導は何が違ったのか?」
——そんな疑問にお答えする、リアルな体験談をご覧ください。名門会での指導が合格にどう結びついたのか、保護者の皆さんに語っていただきました。
2025年度 麻布中合格Aくんのご家族より

「受験への不安が楽しみに変化」
集団塾に通っていましたが、個別の弱点や志望校対策には限界があり、6年生になる頃には不安が募っていました。そんな時、名門会で受験をサポートしてもらった友人に紹介され、入会を決意。各教科の得意・不得意の客観的な分析と入試に向けて逆算した演習指導で、着実に実力を養いました。記述のていねいな添削や解法の細やかな指導など、個別指導ならではの充実した内容で、最後は親子ともに希望と自信を持って受験に臨むことができました。先生方に心より感謝申し上げます。
2024年度 麻布中合格Yくんのご家族より

「ていねいなご指導のおかげで」
志望校合格に向けて、国語の成績を上げることが課題でした。息子は得意科目から取り組むため、国語が後回しにされる状況を何とかしたいと思い、名門会にお世話になることで優先して国語と向きあう時間を作ることにしました。先生は、息子が身につけるべき点を的確に把握し、ていねいに根気強くご指導くださいました。直前には社会もあわせてご指導いただき、本人もできるようになったと自信を持って本番に挑むことができました。大変感謝しております。ありがとうございました。
麻布中の受験対策なら
「プロ家庭教師」
麻布中学校合格を目指すなら、独自の入試傾向を踏まえた戦略的な対策が不可欠です。名門会では、一人ひとりの学力や志望校に合わせたきめ細やかな個別指導で、思考力や表現力をしっかり伸ばします。
無料の学習相談も随時受け付けていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。夢の第一志望校合格への第一歩を、私たちと一緒に踏み出しましょう!