名門会ブログ

中学受験

「滝中学校 入試攻略セミナー in 一宮」 
~名門会一宮駅前校 開校記念イベント~ 開催レポート

創立100周年、進化する滝中学が求める「真の基礎力」とは

3月8日(日)、一宮市の「i-ビル(尾張一宮駅前ビル)」にて、愛知県内の最難関共学校・滝中学校をめざす保護者・受験生のための「入試攻略セミナー」を開催しました。

 

今回は「名門会一宮駅前校」の開校記念イベントとして、滝中学校・高等学校の入試広報部部長 安藤裕司先生をゲストにお迎え。滝中合格を熱望する皆さまで、120名定員の会場がほぼ満席、学校の教育理念から入試問題に込められた意図まで、熱気あふれる2時間となりました。

【第1部 基調講演】滝中学の入試問題に秘められたメッセージ
滝中学校・高等学校 入試広報部部長 安藤 裕司 先生

創立100周年、初公開された「3つのポリシー」

滝中学校は、実業家・滝信四郎によって「社会への恩返し」として設立されました。愛知県内では希有な「共学」「無宗教」「系列大学なし」という環境の中、全員が切磋琢磨して外部受験に臨む校風で知られています。

2026年に創立100周年を迎える同校。この大きな転換期を前に、今回、次の100年を見据えた「3つのポリシー」が本セミナーにて初めて公に明文化されました。

  • アドミッション(入学者受入れ)
  • カリキュラム(教育課程)
  • グラデュエーション(育成を目指す資質・能力)

これまでは伝統の中に息づいていた滝中の教育理念が、今回初めて明確な指針として体系化されたことは、受験生・保護者にとっても極めて重要な発表となりました。AI時代において「人間力(知性・感性)」をどう育むか。認知能力(学力)と非認知能力(好奇心・協働性)を両輪とする、滝中の新たな「教育の羅針盤」が示された瞬間でした。

【高解像度分析】合否を分けた「基礎」の正体

滝中の入試は、「基礎学力」「読解力」「思考力」の3要素を極めて高いレベルで統合することを求めています。最新の入試動向をふまえ、安藤先生は「基礎」の重要性を強調されました。

  • 「教科書レベル」を正確に出力する 難問の制覇ではなく、教科書レベルの知識をいかに正確にアウトプットできるかで明確に差がつきます。理科や社会では初見の資料をその場で処理する力が、算数では複雑な条件を図や表に書き換え、思考をシンプルにする習慣が合否を分けます。
  • 主観を捨てた「論理的読解」 国語では「自分はこう思う」という主観を排除し、本文中の客観的証拠(情景描写や動作)から論理を組み立てる力を求めています。この「他者の視点を正確に捉える姿勢」こそ、学校が掲げる「他者への思いやり」の具現化でもあります。

受験生へのメッセージ:合格への最短ルート

講演の締めくくりに、安藤先生から合格のための3つの指針が示されました。

  • 基礎は「探究」の出発点: 単なる暗記ではなく、すべての学びを支える土台として基礎を磨くことが重要です。
  • 「好奇心」を失わない: 入試で未知の事象が出た際、「なんだこれは?」と面白がれる分析力が武器になります。
  • 「あたりまえ」を馬鹿にしない: 丁寧な学習習慣を持ち、他者の視点を想像できる論理性を身につけることが、合格への最短ルートです。

安藤先生の温かくも力強いお話に、参加者の皆さまが深く頷き、熱心にメモを取る姿が非常に印象的な第1部となりました。

【第2部】 合否を分けた問題解説「2025年入試」

第2部では、名門会のプロ教師陣が登壇。2026年度入試の最新結果を独自の視点で徹底解剖し、次年度に向けた具体的な攻略法を伝授しました。

高得点勝負の2026年度入試、ミスが許されない展開をどう制するか

2026年度の算数は、受験者平均が68.1点と例年に比べ非常に高くなりました。合格者平均は80点近くに達したと予想され、「算数で差をつける」のが難しい、一問のミスが命取りになる展開でした。

亀垣先生は、今年度の特徴として「難問が少なく、得点しやすい問題が多かった」ことを挙げつつ、来年度は再び難易度が例年並みに戻り、今年出題のなかった「速さ」の問題なども復活する可能性が高いと予測。今後の対策として、「複雑な文章題を図式化して思考を単純化すること」、および「基礎的な解法を組み合わせて解く練習を徹底すること」を強調されました。

年々進む難化傾向、100字記述と「想像力」で立ち向かう

国語は算数とは対照的に、平均点が60.9点まで低下しており、年々難化が加速しています。西尾先生は「文法問題が消え、記述の最大字数が100字に伸びた」という変化を指摘し、今後の対策の柱として、「読書による想像力の育成」を挙げました。

  • 合格する生徒に共通する「読書習慣」: 第一志望校に合格していく生徒の多くは、多忙な塾のスケジュールの合間を縫って読書をしています。活字を読むことは、物語文において最も重要な「想像力」を養う近道です。楽しみながら読むことで、休憩時間や就寝前のわずかな時間でも読解の土台を築くことができます。
  • ドラマや漫画を活用した「心情把握」: 活字が苦手な場合は、親子でドラマや漫画を見ることも有効な対策になります。「今の言動はどんな心情かな?」と話し合いながら視聴することで、抽象的な感情を具体的にイメージする力が養われます。
  • 記述と知識のトレーニング: 100字級の記述に対応するため、80〜100字の問題演習や新聞コラムの要約練習を積むこと。また、採点者に伝わる「丁寧な字」や、集中力を維持するための「睡眠」といった生活習慣も、合格への不可欠な要素です。

【閉会のご挨拶】受験は「チーム」で挑むプロジェクト
名門会 教務責任者 梅原 惠太郎

セミナーの締めくくりとして、名門会教務責任者の梅原より、一宮の地で新たにスタートする名門会のサポート体制についてお話しさせていただきました。

「中学受験は、お子さま一人で戦うものではありません。 名門会では、学生アルバイトではない『100%社会人プロ教師』、学習戦略をマネジメントする『教務担任』そして『ご家庭』が強固な三角形を形成し、生徒本人を支えます」

また、3月20日にプレ開校した「名門会 一宮駅前校」についてもご紹介しました。自習室の完備はもちろん、一宮エリアの受験生が最短ルートで志望校へ到達できるよう、地域に根ざした個別の合格戦略を提案していくことをお伝えしました。

 

名門会 春期特別講習会 URL:
https://meimonkai.co.jp/lp/2026spring/

 

名門会 一宮駅前校 URL  https://meimonkai.co.jp/class/ichinomiya/

名門会 星ヶ丘駅前校 URL:https://meimonkai.co.jp/class/hoshigaoka/

名門会 名古屋駅前校 URLhttps://meimonkai.co.jp/class/nagoya/

名門会 御器所駅前校 URLhttps://meimonkai.co.jp/class/gokiso/

名門会 岐阜駅前校    URL:https://meimonkai.co.jp/class/gifu/