麻布中学校

最初、国語では、物語が苦手であったために心情表現を捻り出すことができず、先生を20分ほど待たせてしまったこともあった。しかし、一度当てられると、だんだん楽しくなり、記述問題が好きになっていった。算数でも同じく、特に苦手だった図形も一番の得意分野になった。勉強が楽しいと感じたことに驚いていたが、実力はどんどんつき、最難関校も手に届きそうになっていた。そのおかげで、第一志望校には余裕を持って合格できた。

苦手な物語文を得意にできたことが合格の決め手です。探究心の強い野村君の興味に沿うよう、「難しい問題こそ実は面白い」をテーマに授業を進めました。苦手な心情変化は登場人物ごとに分けて追い、「わかった」を実感できるようにしました。ていねいに復習し、答えが出るまで諦めない積極的な学びの姿勢がすばらしく、安定感のある合格でした。