大阪公立大 医学部

僕は中1から高2までの間、趣味に明け暮れ、一切勉強をせず、得意だと思える科目が一つもありませんでした。そこで名門会では、昔、得意だった物理・化学の二次対策をしてもらいました。先生から課された課題を黙々とこなす間に実力だけでなく自信もつき、特に得意になった化学では冠模試でトップ15を取ることができました。その後の受験勉強でも自分の中で自信のある科目があることが、苦手な科目を勉強する際の心の支えとなりました。

最初に指導した時の印象は、頭の回転が早くて、言葉に対する感覚も鋭い生徒だなというものでした。ただ英語嫌い故に基本的な単語・熟語力が十分でなく、持てる能力を活かし切れていませんでした。英作文では、大きく減点されずに「平均よりちょっと上」をめざす形での作文法が性にあっていたように思います。積極的に発言してくれる性格であることもプラスに働き、授業内のやりとりを通じて実力を伸ばせたと思います。